モジュールとは
モジュールとは、プログラムの集まりのことです。
逆を言えば、プログラムを書くところが、モジュールといえます。
まずは、モジュールを作成してからプログラムを書きましょう。
新しいモジュールを作成するには
新しいモジュールを作成するには、VBEのプロジェクトウィンドウにて右クリックをし、
「挿入」-「標準モジュール」を選択します。
プログラムを書くには
上記の手順にて作成したモジュールにプログラムを書くには、プロシージャというものを書く必要があります。
プロシージャとは、実行されるプログラムの最小単位で、このプロシージャを実行することにより、「新しいワークシートを作成」したり「セルのフォントを変更」したりすることができるようになります。
プロシージャには、SubプロシージャとFunctionプロシージャがあります。
Subプロシージャ
Sub プロシージャ名()
’ ここに処理を書きます。
End Sub
Functionプロシージャ
Function プロシージャ名()
’ ここに処理を書きます。
End Function
SubプロシージャとFunctionプロシージャの違い
SubプロシージャとFunctionプロシージャの大きな違いは、2つあります。
1つ目は、「戻り値を返すか、返さないか」です。
Subプロシージャは、戻り値を返しません。
Functionプロシージャは、戻り値を返します。
2つ目は、「マクロの実行から呼ぶか、呼ばないか」です。
Excelのメニューバーにて「ツール」-「マクロ」-「マクロ」または、開発リボンにて「マクロ」を選択すると、実行したいマクロ名(プロシージャ名)を指定することができます。
ここでは、実行したいマクロのリストに表示されるか否かを指します。
Subプロシージャは、リストに表示されます。
Functionプロシージャは、リストに表示されません。
まとめると、
「Subプロシージャはメインで実行するもの」
「Functionプロシージャは別のプロシージャから呼ばれて実行されるもの」
であることがわかります。