VBEとは
VBEとは、Visual Basic Editorの略称です。
VBAプログラミングを行うための開発ツールで、ソースコードの編集や、プログラムのデバッグを行うことができます。
VBEの画面です。
VBEの起動方法
VBEの起動方法は、Microsoft Officeのバージョンにより異なります。
2007以降の場合、アプリ左上にある「Officeボタン」-「Excelのオプション※Wordの場合、Wordのオプション
Accessの場合、Accessのオプション
PowerPointの場合、PowerPointのオプション」を選択し、「[開発]タブをリボンに表示する」にチェックを入れます。
その後、リボンに開発タブが表示されるので、「開発」-「Visual Basic」をクリックすると、VBEを起動することができます。
2003以前の場合、アプリのメニューバーより、「ツール」-「マクロ」-「Visual Basic Editor」をクリックすると、VBEを起動することができます。
また、ショートカットキー「Alt + F11」でもVBEを起動することができます。
VBEの子ウィンドウ
VBEにはいくつかの子ウィンドウがあります。
すべてのウィンドウを使う必要はありませんが、使いこなすことでプログラムの開発効率は確実に上がるものばかりです。
- プロジェクトウィンドウ
- プロパティウィンドウ
- コードウィンドウ
- イミディエイトウィンドウ
- ローカルウィンドウ
- ウォッチウィンドウ
- オブジェクトウィンドウ
プロジェクトウィンドウとは
プロジェクトウィンドウとは、今開いているブックに含まれるシートやモジュールやクラスなどを、ツリー階層で見ることができるウィンドウです。
プロパティウィンドウとは
プロパティウィンドウとは、シートやモジュールやクラスなどの属性を参照したり変更したりすることができるウィンドウです。
コードウィンドウとは
コードウィンドウとは、ソースコードを編集したりブレークポイントを設定したりすることができるウィンドウです。
イミディエイトウィンドウとは
イミディエイトウィンドウとは、プログラムを実行した際に、コンソール出力した内容が表示されるウィンドウです。
ローカルウィンドウとは
ローカルウィンドウとは、あるモジュールの実行中に、モジュール内のローカル変数の値や型が表示されるウィンドウです。
ウォッチウィンドウとは
ウォッチウィンドウとは、プログラムの実行中に、特定の変数の値や型が表示されるウィンドウです。
オブジェクトウィンドウとは
オブジェクトウィンドウとは、今開いているプロジェクトに含まれるモジュールやクラスを検索することができるウィンドウです。