エンジニア10年やってJavaScriptに落ち着いた話
投稿日: 2017/10/12 更新日: 2017/10/13
JavaScript
エンジニアを10年やってみて
システムエンジニアを10年やって、それなりにプログラム言語やフレームワークを扱ってきました。
C、C++、VB6、VBA、VBScript、Java、PHP、Perl、Ruby、Objective-C、HTML、CSS、JavaScript、TypeScript...
私は職業プログラマ(仕事でしかITしない人)ですので、自分から「これやりたい」と思ってやったわけではなく、仕事の依頼を受けてその時々に必要な技術を覚えていった感じです。
もちろん、業務時間外でも勉強はしますよ。
でもそれは仕事のため。もっと言えばお金のため。
いつどんな知識が役に立つか分かりませんからね。
引き出しは多い方が良いという理由です。
そんな私でも、言語の好き嫌いがありまして。
やっぱりJavaScriptが好き。
なんてことを最近思うのです。
なぜJavaScriptが好きか
理由は2つあります。
理由1つ目は「すぐ動く」こと
CとかJavaとかコンパイルしないと動かないですよね。
私は実行環境を準備するのがすごく嫌いです。
その点JavaScriptは、ブラウザさえあればすぐに実行できるので捗ります。
最近はブラウザに標準装備されている開発者ツールのコンソール画面を使えば、簡単に結果が返ってきます。
その気になれば、JSファイルをダブルクリックして実行もできますし。
※JScriptのことです。
手軽に結果を得られることに快感すら覚えます。
この感情は世代特有でしょうかね。
同じ理由で、VBAも好きです。
日本ではMicrosoftOfficeを使わない仕事は少ないですし、「すぐに結果が出る」という点ではVBAもかなり良いですね。
あと一応念のため一言。
昨今のフロント界隈はすぐ動かないですよ・・・。
私業務でAngular使ってまして、実際はフレームワークというかエコシステムありきなので、そういうのを抜きにしてただただJavaScriptってやつは好きだなぁと語っています。
理由2つ目は「オープンである」こと
Webを主戦場とするJavaScriptはとてもオープンです。
人のソースコードは普通に見れます。もちろん自分のソースコードも相手に見られます。
なんていうか「裸一貫で殴りあってる感じ」が好きですね。
人のソースを見て、「ここ違うよ」と指摘ができますし、良いソースはパクることだってできます。
私の持論なのですが、人はオープンな環境の方が成長すると思うのです。
拙いソースを理由にソースレビューを拒否する人が、拙いまま年を重ねていったのを良く見ます。
○indowsアプリのようなクローズドな環境しか知らない超ベテランが、未だに10年前の常識を振りかざして老害レッテルを貼られるのも良く見ます。
※ネガキャンごめんなさい。偏見ですけど私の周りはそういう人多くて。。
なので、成長もオープンに見られる感じがとても好きです。
まとめ
私がJavaScriptを好きな理由
- すぐ動くから
- オープンだから
言語特有の感じはないですね。
本当のことを言うと「好きに理由はなくていい」んじゃないかなとも思ってます。
私が職業プログラマである以上、転職したらIT技術を忘れちゃうかもしれませんし。
大事なのは「これが好き」とはっきり言えることなんじゃないかなと思いますね。
恋愛と一緒かな。え、違う?(笑)
これからJavaScriptやってみたいと思ったあなたへ
メリデメみたいなことは考えずにとりあえず始めてみるのをオススメします。
大抵のことはどの言語でも大差なくできますし。
やってみて、好きなら続ければ良いし、嫌いならやめれば良いと思います。
私的には、界隈が盛り上がるのが嬉しい反面、競合他社が減ってくれるのも嬉しいです(笑)
アンチJavaScriptの方へ
個人的にJavaScriptが好きなだけという話でした。
論争する気持ちも勧誘する気持ちもないです。
修学旅行の就寝前みたいに、みんながただ好きな感情を語り合える世界がいいなぁ、そんな思いです。