【最速】GA4への移行は誰でも簡単にできます

投稿日: 2022/09/18

システム開発 


みなさんはGA4(Google Analytics 4)へ移行しましたか?


世間は続々と移行を済ませていく中、私の方でも調査込みでも1時間程度で移行が完了しましたので方法をお伝えします。

やってみたところ、誰でも簡単にできるようでした。

画像付きでお伝えしますので、ぜひ移行の参考にしてみてください。




【前提】なぜ移行する必要があるの?

GA4(Google Analytics 4)とは、次世代バージョンのGoogleアナリティクスです。

これまではGA3(Universal Analytics = UA)を使っており、バージョンアップのために利用者の私たちが移行の設定を行う必要があります。


Googleの方でも移行期間を設けてくれており、2023年7月1日までに移行してくれと公式アナウンスも出ています。

・2023 年 7 月 1 日までは、引き続きユニバーサル アナリティクス プロパティで新しいデータを使用および収集できます。
・2023 年 7 月 1 日以降は、この日よりも前にユニバーサル アナリティクス プロパティで処理されたデータに、少なくとも 6か月間アクセスできます。Googleは、お客様のデータが重要であることを認識しております。この機会に過去のレポートをエクスポートすることを強くおすすめします。


私が移行作業をした9月時点では、GAのWebサイトは見れていますが、アプリは見れなくなってしまっていました。

GA4移行前(Web)

GA4移行前(アプリ)

Webサイトの上部に移行を促すメッセージも表示されていますね。
早く済ませておくのが吉でしょう。

2023 年 7 月 1 日より、ユニバーサル アナリティクスでは標準プロパティで新しいデータの処理ができなくなります。それまでに Google アナリティクス 4 プロパティに切り替えて設定を進めておきましょう。


移行方法の調査

Google公式サイトには移行方法のヘルプがあります。

基本的なことは書いてあるので、私はそれを見ながら移行を進めました。

ただ、テキストベースなので若干分からない部分に関してはググって出てきた解説ページを参考にしてすべて解決できました。

世の中的にも対象の方は多いので、解説ページもごまんとあり情報は溢れているかと思います。


みなさんはそんなことする必要もなく。このページを見ればすべて解決なのでご安心ください(笑)


移行作業(UA)

Google アナリティクス 4 プロパティを作成する

まず、プロパティを作成します。

公式ヘルプ(Google アナリティクス 4 プロパティを作成する)

画面の示す通りに何も考えずにポチポチとボタンを押していくだけで大丈夫かと思います。


プロパティ作成 手順1

プロパティ作成 手順2

プロパティ作成 手順3

プロパティ作成 手順4

プロパティ作成 手順5


プロパティの作成が完了!簡単!

ウェブサイトの収集は有効です
と表示されればOKです。

リアルタイムに続々と計測されていくはずです。

もしGTM(Googleタグマネージャー)を必要としなければ、GA4への移行はここで完了です

超簡単でしたね。お疲れさまでした!


GTM連携もされるなら、さらに次の手順もご参照ください。


【つまづきポイント】「ウェブサイトの収集は有効です」と表示されない場合

もし対象のサイトが gtags.js を使っていない場合は、開発者が実装する必要があります。


プロパティ作成 つまづきポイント

現在のタグ設定では、GA4 を使用するために新しいタグをサイトに実装する必要があります。 理由
と表示されていますね。

最近作られたサイトではGA埋め込みタグはgtag.jsを使うようになっているはずです。

昔のサイトでanalytics.jsを使っているサイトだと、新しい埋め込みタグに変更しましょう

みなさんの状況により、ご自身でHTMLを修正するか、開発者に依頼するかになるかと思います。
ここだけちょっとめんどくさいですね。。。


移行作業(GTM)

GTMアカウント作成

GTM(Googleタグマネージャー)をお使いの方は、次の通りにポチポチしてください。

ここでは何もない状態からアカウント作成をしています。
すでにアカウントがある方は、新しいタグの作成から手順を進めてください。


GTMアカウント作成 手順1

GTMアカウント作成 手順2


利用規約に同意して作成となります。


GTMアカウント作成 手順3


アカウントが作成されたら埋め込みコードが発行されます。

元々GTMを使っていなければIDが異なりますので、実装をしましょう


ちなみに、AMPタグもGAとGTMで異なります。これを機にGTMを使う方はAMPも併せて変更しましょう。


GA4用のタグを作成

元々GTMを使っている方はこちらの手順から。

測定ID」をコピペするためにGA4の画面とGTMの画面を行き来します。


GTMタグ作成 手順1

GTMタグ作成 手順2


測定IDをGA4からコピーします。


GTMタグ作成 手順3

GTMタグ作成 手順4


GTMに戻って、コピーした測定IDを入力します。ペースト!


GTMタグ作成 手順5

GTMタグ作成 手順6

GTMタグ作成 手順7


トリガーからAll Pagesを追加して、保存します。


GTMタグ作成 手順8


公開して、GTMでのGA4移行が完了です!

お疲れさまでした!


移行作業(SearchConsoleなど)

Search Consoleや広告など、各種サービスを使われている方は、GA4で新しく作られたプロパティから連携をしましょう。

該当するプロパティ通しの紐付けをするのみです。今まで通りの手順でポチポチすればOKです。


Search Console 手順


移行後の確認

移行が完了できたか、実際の画面を見てみましょう。

私の方ではWebもアプリも無事に計測され始めたことが確認できました。

あとは数字が増えることを祈るのみです。(運営努力)


GA4移行後(Web)

GA4移行後(アプリ)


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洋ちゃん

@c5apple

システムエンジニアをしています。二児の父です。

夢は天井から床までビッシリ並んだ本棚のある書斎を作ること!